Monthly Live 営業後の美容室での美容師による単独ライブ

vol.81「田澤浦己の仕事」

2016年6月9日(木)PM9:00 〜 PM11:00
vol.81 「田澤浦己の仕事」




NewYork DryCut に取り組み始めた頃、ひたすらボブをカットしていた。
夢中でイメージを追いかけているうちに、明け方になっていた事が何度もある。
EIJI のティーチインにも、繰り返しボブを課題にして挑んだ。
カットを終えたウィッグを、再び最初から切り直す。
床にはわずかな髪しか落ちていないが、仕上がりは見違える。
1本の髪、1ミリの重要性を実感し、その精度を磨いてきた。
それから20年数年間、毎日の仕事の中で、技術的な発見が尽きる事がない。

「きれいだな」と心動かされると、探究心が沸き上がってくる。
人の手がつくり出した形、楽器や服、バイクのタンク。
自然界にある動きや輝き、風に揺れる木の葉、波紋、生き物の毛並み。
日常目にするあらゆる物の中に、「きれい」を見いだし、ヘアースタイルにリンクさせてみる。
どのような髪の条件であっても、創意工夫で技術を追求し、精度を高めていく。
結果、1万円以上のカットプライスで、地元名古屋でも東京でも忙しい。
50代で、自己最高売上を更新し、紹介のお客様も絶えない。

“いいヘアースタイル”の条件として、自分にとって欠かせないのは、“上質さ”だ。
“きれいな髪”には、さらなるクオリティーがあり、それは限りなく高めていける。
その方自身の魅力を引き上げるデザインはもちろん、
“きれい”のクオリティーを上げる事で、気持ちまでぐっと後押しできる力になる。
田澤流、より上質なボブの、探求が始っている。


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PHOTO_NOYUKI UEMATSU
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by hirooworks | 2016-06-09 14:58 | 田澤浦己の仕事 | Comments(0)
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