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Monthly Live 営業後の美容室での美容師による単独ライブ

vol.82 「中来田次郎の仕事」



2016年7月14日(木)PM9:00 〜 PM11:00
vol.82 「中来田次郎の仕事」


お客様がのぞむ、どんな要望も注文も、絶対はずさない。
そこに、さらに先の“きれいさ”をプラスして提供したい。
毛先の動き、流れ、立体感、再現性、伸びた時にもずっと“きれい”が続くように。
¥1万2,000のカットプライスで忙しい中来田次郎のサロンワークは、
全力で“きれい”を追い求めていく。

こうしたい、ああしてみたいから始まるカットは、毎回が初めての試みの連続。
五感をフル回転させる、エキサイティングな時間の始まりだ。
ほとんどの場合を、前髪から切り始める。
前髪数ミリで、顔周りの長さ、ボリュームの位置、デザイン全体が変わってくる。
途中で気になったら直接聞く、いくらでもやり直す覚悟がある。
決してエゴイスティックな仕事はしたくない。お客様がいてこそ美容師は力を発揮できる。
そして、納得できるまでやり切る。

すべての仕事、カラー、パーマ、掃除や片付けにしても、まぁいいか、と思い始めた途端に、
サロンワークはマンネリになる。マンネリは疲れるだけ。
全力でやり切ったところから、課題も反省も、新たな技法も感覚も生まれてくる。

20年以上、EIJIの仕事を見て、「きれいだな」と感じた数々を、実際に自分の手で表現してみる事で、
思うようになった時も出来ない時でも、自分にとっての“きれい”が、より色濃くなってきた。
変化を怖がっていたら、次はない。
想像を越える、まだ知らない“きれい”を見てみたい。


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PHOTO_上松 尚之

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by hirooworks | 2016-06-22 19:42 | 中来田次郎の仕事
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