Monthly Live 営業後の美容室での美容師による単独ライブ | |||||
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.96「小林 靖史の仕事」 2017年9月14日(木)pm21:00〜pm23:00 カット中のスタイリストにぴったり付いて仕事を見ている。 自分も一緒にカットをしているつもりになって、 切った毛を見る。毛の落ちる位置、落ち方、重なっていく様を追いかける。 普段の自分なら、「なじんだな」と、すぐ次へ移ってしまうところを、さらに“数本”の調整で激変するのも、 聞いていた“粉雪が降り積もっていくように”スタイルになっていくのも、間近で見て初めて知った。 翌日のサロンワークから追いかけてみる。 すぐには出来ないが、これまで以上に自分の課題が具体的になってくる。 2年前に決意してから、毎月[HIROO WORKS]の営業中の見学を欠かさない。 長野県飯田市から、高速バスで片道5時間かかった事もある。 松本での『ベーシック講習』の第1期生。9年勉強を続け、今年は松本の『Workshop』に加え、 大阪での講習にも参加。仕事を見られる機会があれば、なんとしても時間をつくる。 お客様に喜んでいただける、とそれなりに出来るようになった気がしていた頃もあったが、 今思うと、「ぼんやりした中でただ切っていた」。 周りの人達が気をもむくらい、美容室に入っては辞めてを繰り返してきた。 NewYorkDryCutを知る前、「このまま一生美容師を続けても面白くない」と、別の仕事に就いた時期もある。 現在、地元・飯田で¥8,000のカットプライスを掲げ、口コミだけで忙しくなっている。 空き時間や、カルテを振り返っては不安がこみ上げる事もあるが、 上手くなる事で次がある。説明抜きで、見て伝わる仕事をしていきたい。 自分で決めた“今が動く時”、想像以上の発見の連続が楽しくて続けている。 © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます
by hirooworks
| 2017-09-14 21:03
| 小林靖史の仕事
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