Monthly Live 営業後の美容室での美容師による単独ライブ | |||||
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.103「YOSHITOの仕事」 2018年4月12日(木)PM9:00~PM11:00 技術力があれば、美容師の仕事に戦略はいらない。 NewYorkDryCut に取り組んで7年目。埼玉のサロンでは、¥1万のカットプライスで日々忙しい。 先日のティーチインで、EIJIのデモンストレーションのアシストを担当した。 シンプルなワンレングス。パネルを下ろしては同じ長さに切る。「忍耐」という言葉が浮かんだほど 同じことの繰り返しとしか思えなかったが、見続けていると、機械作業のような均一さではなく、 次はどうする、次はどうする、すべてに生々しいEIJIの仕事を感じた。 “きれい”に、近道も遠回りもない、目の前のことがすべてなんだ。 カッコいいスタイルをつくろう、上手くカットしようと思うほど、おかしな結果になっていく気がしていた。 それでも、NewYorkDryCut だから大丈夫、とも思いたい。お客様に喜んでいただいたら、 それで良しと納得したくもなる。でも、どこか気持ちよくなかった。 思い返したら恥ずかしいほど、目の前の大事なことを見落としていた。 自分のやり方で、と余計な縛りをつくっていたかも知れない。 今、外へ目をむけ、人の仕事にふれて、反応していく楽しさを実感している。 思ったようにできない事は受け入れ、次へと進めばいい。 これまで以上に、カットが何より楽しい。 一瞬たりとも、見逃したくない。 PHOTO_上松 尚之 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます
by hirooworks
| 2018-03-18 18:10
| YOSHITOの仕事
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