Monthly Live 営業後の美容室での美容師による単独ライブ | |||||||||||||
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、 ご来場いただく美容師のみなさま、 ご協力いただくモデルさんの健康・安全、 社会的な感染拡大防止の観点から、 当面の『マンスリーライブ』は延期することと致しました。 再開時には、またあらためてご案内させていただきます! ★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.126「須田祐司の仕事」 30歳を過ぎて美容師を選んだのは、NewYorkDryCut があったからだ。 前職は、ビルのガラスクリーニング。 その中でも、プロの技を競い合う「日本ガラスクリーニング選手権大会」で、日本一に輝いた経験をもつ。 いかに速く、きれいに窓ガラスを拭き上げるか。一切の無駄を省いた動き、道具の細部まで研究し、 ひたすら反復練習を繰り返しながら4年かけて頂点に立った。 NewYorkDryCutt に惹かれた始まりは、 スタイリスト達に感じた一流アスリートのようなストイックさ、 常に今を越えていこうとする姿勢だった。「一生追いかけていける世界」だと思った。 最初に「造形物としてきれい」と感じた前下がりのボブは、様々なスタイルに挑戦するのと並行して、 ずっと切り続けている。「弾力感」「1本1本パラパラと動く」「しなやかさ」など、 意識になかった言葉に触発されてさらに追いかけたくなる。 シンプルな中に沢山の狙いをもてて、表現できているか一目で分かる。 競い合っている感覚はないが、人のつくった“きれい”を目にすれば強烈に悔しい。 自分の課題が明らさまになって、じゃあどうする、そこからがまた面白い。 人の仕事を見る時、動画を撮る・メモする事をやめ、“見る”に集中すると決めてからは記憶力に磨きがかかった。 「そのデザインの発想はどこから来たのか」、サロンワーク中でも聞きたい衝動が抑えられなくなる。 実際のヘアースタイルはもちろん、人の何気ない言葉からも、 「知らなかった感覚」にふれるたびに、新たな興味が次々とかき立てられる。 人の髪をカットしている時間は、「楽しい」ばかりではない。 苦しい瞬間も、葛藤する時もあるが、 やり切って初めて分かる事がある。 理屈ぬきで、“きれい”を伝えられるヘアースタイルをつくりたい。 [入場無料] 会場_HIROO WORKS TEL.03−3440−0909 東京都渋谷区広尾5-3-15-2F ◇地下鉄日比谷線「広尾駅」1番・2番出口から徒歩2分ほど *ワンドリンク・サービスあり *ビデオ撮影はお断りしております。写真撮影可 *変更になる場合もございますので、参加ご希望の方は、事前のご連絡・ご確認をお願いいたします。 © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2020-02-14 17:15
| ★次回予告
vol.125「佐々木 梨緒の仕事」 2020年2月13日(木)PM9:00~PM11:00 23歳、美容師の仕事に没頭している。 銀座にある三浦 和幸さんのサロンスタッフ。スタイリスト2名のみの美容室では、 営業中のちょっとした合間にも2人でカット技術の話になる。 スタイルの感想から、技術的な問題点や発見した事など、 帰り支度をしていたのに、ウィッグを出して来て、お互い止まらなくなることも。 高校卒業後、働き始めた頃は、あと何時間で終わるかばかり考え、メニューが追加になればがっかり。 三浦さんが NewYorkDryCut1本で行くと決めた時期で、ベーシック講習を勧められるが、 カットは好きじゃないと思い込んでいたし、「やらされてる感」でいっぱいだった。 転機は、その後の出産。産後、お金のためとコンビニや居酒屋でもバイトをしてみたが、 いくらでも代わりがいる仕事に思えて続けられなかった。 子育てを通して一人の人生を背負っていく重みを実感し、 1年後に美容師復帰した時には、仕事への向き合い方が変わった。 三浦さんの仕事をよく見る、毎週[WORKS]に行き、いろいろなスタイリストの仕事も見る。 最初は何も分からなくても見続けていると、自分なりに気づくことも出てきて、 持ち帰って三浦さんと検証してみる。きれいな髪が好き、 NewYorkDryCut とカラーがぴったりマッチした時の“きれいさ”がたまらなく好きだ。 “美”は簡単には手に入らない、きれいを求める女性達は毎日の心がけや努力をしている。 “美”を提供する側も同じだと思う。思うようにいかない事はいくらでもあるが、 毎日の経験の積み重ね、勉強し続けていくこと。 初めてのマンスリーライブ、出来るかどうかより、思いっきりやってみたい。 © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
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| 2020-01-29 13:39
| 佐々木梨緒の仕事
vol.124「川名 淳の仕事」 2020年1月23日(木)PM9:00~PM11:00 この一年のSalonwork 講習で、手応えを感じた。「やっと最近、徐々にですよ」と控えめで、 簡単に「出来るようになった」という言い方はしない。 きれいな髪にこだわり、周りの評価よりも、 自分の目指す“きれい”を、カットで表現できるようになりたい。 千葉県野田市に、夫婦二人で美容室をオープンして17年。 6年前の舞浜でのイベントで、「何だこれは」というボブ、見たことのなかった動きに触れ、 40代半ばから NewYorkDryCut に取り組み始めた。以来、夫婦そろって勉強を続けている。 ベーシック講習では、まず理解ができない。思ったシェイプがなかなか出せない、時間はかかる。 Workshopに進み、お客様にオススメしてカットさせていただくと失客・・・、続けてこの先どうなるのか、 不安がよぎった事もある。考えて行き着くところは、「自分のカットのレベルが低すぎた」。 「もっと効果が出せるように上手くなりたい」。 負けず嫌いな一面もあって、出来ないままにしておきたくない。 一日の仕事を終えると、もっとこうすれば、ああすれば、とずっと振り返っている。 毎日仕事をしていても、現状のままにしておいたら、技術は退化していくと思う。 © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
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| 2019-12-21 16:19
| 川名 淳の仕事
vol.123「YOSHITOの仕事」 2019年12月12日(木)PM9:00~PM11:00 カットで可能になるとは思ってもみなかった事をひとつ知れると、 それまで発想になかったデザインにつながっていく。 自分の手でつくり出せると、技術が一歩ずつ進歩していくのを実感する。 自分の中の固定観念が取り払われていく気がする。 NewYorkDryCut に取り組み始めて8年。講師としても活動しながら、 埼玉の住宅地にあるサロンでは、1万円のカット料金で連日忙しい。 10月のイベントでは、モデルのヘアースタイルを悩みに悩んだ。 余計な思惑がくっつき過ぎると定まらない。NYのEIJIからのアドバイスは一言だけ、 「いいと思うことをやったらいい」。あらためて、モデルと自分の思いと向き合い直した。 サロンワークでは、これまでも、お客様の要望、なりたいイメージ・嫌な事も踏まえた上で、 最終的には自分が「いいと思う」ヘアースタイルを提供してきた自負がある。その基準が絞り込まれ さらにシンプルにお客様自身を「デザインしている」手応えがある。 目の前の、その人にとっての“きれい”を追いかける仕事には、限界がない。 お客様が年齢を重ねていっても、自分がいくつになっても続けていける。 もっとよく見る、もっと大事にデザインしてみる。ほんの1本の毛先を切り損なったら形にならない。 その緊張感も何とも楽しい。 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
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| 2019-11-21 17:17
| YOSHITOの仕事
vol.122「山本あつ子の仕事」 2019年11月14日(木)PM9:00~PM11:00 人は変われる。 NewYorkDryCutのフラッグシップサロン[HIROO WORKS]のオープンから13年。 嬉しいことも悔しさも、人との関わりの中で経験し、新しい世界を知ってきた。 いいも悪いも影響し合う。責任重大で、だからこそ面白い。 30代後半、顧客ゼロで東京でへ出て、毎日が精一杯。¥8,000でスタートしたカットプライスは 現在1万円で忙しい。長いお付き合いのお客様にも常に様々な変化があり、 すべてのお客様にとって、毎回が大切な一回。まっさらな気持ちでむかう。 お客様の要望を感じ、「こんなふうになれたらいいんじゃないか」「こうあって欲しい」と、 期待を込めて想像をふくらませる。ヘアースタイルの細かなディテール、毛先の1本まで大事になる。 身近なスタッフや講習生、共に活動する講師たちにも、先の希望と期待を見出していく。 自分の想像に自信があるかないかは問題じゃない、人を思うと体が動く。 見逃せない、そのままにしておけなくなる。 誰のためのデザインなのか、何のために自分はカットしているのか、 「それでいいのか」と自問自答する。 20年以上取り組んできて、今、さらにカットが楽しい。NewYorkDryCut は、人を成長させ続けてくれる。 夢中でカットしてる。 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2019-10-14 13:39
| 山本あつ子の仕事
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