Monthly Live 営業後の美容室での美容師による単独ライブ | |||||||||||||
vol.111「塩屋明郎の仕事」 2018年12月6日(木)PM9:00~PM11:00 25歳の時、客席から見ていた最初の『EIJI LIVE』で、強烈に心が動いた。 「何でもできる!」 以来、すでに人生の半分以上、 途切れることなく NewYorkDryCut と共にある。 最近は、若い人達のいい作品を目にすると、正直、焦る。 キャリアに関係なく、「いいものはいい」と受け入れてみる。やっぱり悔しい。 1回カットできたから、またできるとは限らない。こうしなきゃ、と縛られ不自由になったり、 足踏みしたり、怖くなったり、何度も仕切り直しながら続けてきた。受け身にまわると、途端につまらなくなる。 自分もつくってみたい、こんな表現をしてみたい、 心動かされるものがある度に、見える世界は広がった。 今年の『EIJI LIVE』では、記録用の映像撮影を任された。 もちろん映像は素人だが、真剣な仕事に対して真剣に、真正面から向かわないと撮れないと思った。 レンズを通して、EIJI と一緒にカットしているような一体感を感じ 最初の「何でもできる!」が鮮烈に蘇った。いいと思ったら、マネしてでもすぐにやってきた。 突き動かされ、再びスイッチが入った。 「大事に扱う」、自分にとっての原点は忘れたことはない。 自分の手でつくり出した時の、新鮮な驚き、嬉しさ。 すべてが積み重なると、すごいものになる。 PHOTO_上松 尚之 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2018-11-10 16:14
| 塩屋明郎の仕事
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.110「後藤 渉の仕事」 2018年11月8日(木)PM9:00~PM11:00 悔しさも、初めての達成感も、仕事の中で味わっている。 美容師歴 5年、WORKS のアシスタント。 美容学校生時代に見たイベントで、EIJI がカットしたボブスタイルを、 とにかく「きれい」と感じたことをきっかけに、NewYork DryCut のスタイリストを志す。 カットもカラーも、モデルであっても、人への施術はいつも、やってみたい気持ちと表裏一体で、怖さも大きい。 悔やむ仕事は、怖さが勝って、知ってる範囲の「無難な方」を選んでしまった時。 また、思ったようなカラーを出せなかったモデルを、次回へ持ち越ししようとしていたら 「そのままで帰していいのか」と問われ、ハッとしたこともある。 “責任感”は、人を思うほどに強くなった。 相手にとってより良い方だけを考えると、自然と新しい“挑戦”をしているのに気づく。 周りにも意見を求め、さらに考える。先送りはできない、ウィッグでの実験やシミュレーションも繰り返す。 経験からの裏付けが増えるほど、やってみよう、と踏み出せる勇気になる。 WORKS では、年齢問わずスタイリストデビュー時のカットプライスは、¥8,000。来年のデビューを目指す。 自分が生まれた頃から NewYork DryCut に取り組んでいるベテランたちと肩を並べ、 自分にとっての「きれい」を、どこまでも追いかける。 人を思って始まる仕事を 粘り強く、表現出来るまで、やっていきたい。 #
by hirooworks
| 2018-10-19 20:16
| 後藤渉の仕事
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.109「角山 宗の仕事」 2018年10月11日(木)PM9:00~PM11:00 美容師だった母親の古い名刺には、『技術とセンスの店』という一文があった。 「一生、技術を高めていける」と仕事の魅力を語っていたのを、子供の頃に聞いていた。 今、心から共感できる。 都内での修行時代、多店舗展開をしていたサロンに入り、22歳の若さで店長に。 その後、さらなる高みを求めて、雑誌やヘアーショーでも活躍の有名店へ移籍。 「かっこいいものをつくりたい」、競い合う中で、業界誌・一般誌にも掲載されるスタイリストになっていく。 地元・宇都宮へ戻ってからも、美容室激戦地で、着実に顧客をつかんでいった。 順調な時ほど、集客・求人、経営者として考えることも増え、年齢・経験を重ねるほどに、漠然と不安が募った。 感性が鈍ってきているのではないか、自分の技術は時代遅れなのか・・・ 7年前、震災が不安に追い打ちをかけていた頃、NewYorkDryCut のイベントで衝撃を受けた。 翌日には講習に申し込み、ベーシック受講中から、お客様にも使ってみる。効果を感じることもあれば、 あまりにも程遠い気持ちにもなる。試しに、削ぎのテクニックも併用してみたが、途端につじつまが合わなくなる。 求めていた質感が出せない。見よう見まねだけでは上達できない。実感がつかめるまでやってみよう。 50代を迎えた今、¥8,000の料金をいただくカットに、毎回必死だ。 お客様の言葉に一緒に喜び、ひとつずつ自信になる。毎日の仕事に、ハラハラドキドキワクワクがある。 この夏の EIJI ティーチインでは、無我夢中でカットした先に、 「ひとりでは見たことのないものが出てきた」。未知の世界を垣間見られ、また嬉しい。 まだ出来ない表現、気がついていないことが山ほどあって、 この先の広がりが楽しみで仕方ない。 PHOTO_上松 尚之 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2018-09-14 20:00
| 角山 宗の仕事
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.108「中来田 次郎の仕事」 2018年9月13日(木)PM9:00~PM11:00 ずっと緊張してる。 本当に喜んでほしい。準備もするし、経験してきたデータもあるけれど、 カット中、ひとつも安心はしていない。 一瞬も見逃せない。 31歳で初めて EIJI の仕事を見てから20年。¥4,500だったカットプライスは、 現時点で¥1万2,000円。姫路・大阪・東京で、常にフルブック。キャンセル待ちも絶えない。 カット技術を「追求してきた」という気持ちはあまりない。毎回、 表現しきれていない点、気になるところばかりに目がいく。 足りない部分を求め、後回しにせず、できるまで、ひたすらやっている。 想像してみる。 歩く、話す、下を向いた時、何気ない仕草・・・髪が、その人のありのままの日常に密着しながら、 どんな瞬間もより素敵に見えるように。 その人自身に寄り添い、輝かせてくれる、髪の動き、顔にかかる毛先のディテール・・・ 人と共に、“生きてるヘアースタイル“をつくりたい。 PHOTO_上松 尚之 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2018-08-26 20:18
| 中来田次郎の仕事
vol.107「岩橋 勇治の仕事」 2018年8月23日(木)PM9:00~PM11:00 福岡・博多で、カット料金¥8,000。32歳のオーナースタイリスト。 ニューヨークで働いていた5年ほど前、「同郷の有名な先輩に一度会ってみたい」、 ドライカットの事は何も知らず、挨拶くらいの気持ちで EIJI を訪ねたのが始まりだ。 当初、技術的には「なんとなく気になった」程度。EIJI の“熱さ”に引き寄せられ何度も足を運んだ。 小さい頃から、髪型やファッションへのこだわりが人一倍強かった。 順調な美容師人生で、技術で手こずったことも、お客様が増えない悩みも経験したことがない。 「アメリカに行ってみたい」、24歳で単身サンフランシスコへ。美容室で働きながら英語を覚え、憧れのNYヘ。 シューティング、コレクションのバックステージ・・・、やってみたいことを20代で次々と実現していく。 帰国してすぐに大阪のベーシック講習へ。お客様や家族をカットすると、 反応がこれまで以上に良い。手応えを繰り返しているうちに、どんどん興味が深くなった。 今では、NewYorkDryCut は「できないことがないカット」と思っているが、 数年前の自分は、「できてないことにも気づいてなかった」。これができるようなったからいいや、 「自分で限界を決めていた」。カット技術もお客様のことも 「考えていたけど、ぜんぜん足りなかった」。 「なんとなく」から始まった NewYorkDryCut を、続けてきて良かったと 最近あらためて実感している。 もともと美容師の仕事が好き。その中で、これしかないと追いかけられる好きなものに出会えた。 今、自分の範囲を越えて、何でも受け入れてみたい。 プレイヤーとして、もう一歩、先の世界を見てみたい。 PHOTO_上松 尚之 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2018-07-18 15:41
| 岩橋勇治の仕事
| |||||||||||||
ファン申請 |
||