Monthly Live 営業後の美容室での美容師による単独ライブ | |||||||||||||
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.106「森本 泰広の仕事」 2018年7月12日(木)PM9:00~PM11:00 毎日、カットに悩んでる。四六時中、考えている。 NewYorkDryCut 23年目。大阪のサロンでは、¥1万2,000のカット料金で 連日、朝から夜までお客様が途切れることがない。 帰りの電車内、その日の仕事を振り返らずにいられない。 問題はどこか、どうすれば良かったか・・・、「地味に執着してる」。 その人に合う雰囲気、ニュアンスは、 お客様が入って来た時の感じ、ちょっとした言葉の中からポイントがつかめると あとは自由に広がっていく。 お客様の期待感、心の奥にある今の気持ちにまで、必ず応えたい。 思い描いた長さやシェイプを、雑誌やネットの画像も使って確認しながら、 慎重に、イメージを明確にしていく。さらに、自分にとっての“旬”、 今なら、根元は軽くストレスなく動く髪、それでいて毛先は力強くやさしく、つややか・・・ 形だけじゃない要素が加味されて、“森本デザイン”はより色濃くなる。 他のスタイリスト達の仕事を見て、表現してみたい事、できない事は、常にノートに書き出し、 独自の練習法をひとつひとつ試し続けている。23年の経験で確信がある、 具体的に思えば思うほど、必ず方法が見つかる、できるようになる。 「今回はうまくいった」、では納得できない。 いつでも、どこでも、誰にでも、思いのすべてをそのまま表現したい。 それができるカットなんだ。 PHOTO_上松 尚之 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2018-06-09 17:25
| 森本泰広の仕事
vol.105「菊地 勝の仕事」 2018年6月7日(木)PM9:00~PM11:00 マンスリーライブ初、現役『理容師』の登場です。 バーバー歴35年、NewYorkDryCut 歴は、8年目。 髪を動かした時の毛先のやわらかさ、エアリー感が好きで、男性のお客様にも、積極的に活用している。 クセ毛を活かすスタイル提案で、¥8,000のカット料金をいただく女性のお客様もいる。 技術の世界は、自分の手でやってみて初めてつかめるものがあるから面白い。 若き日に、理容のコンクールへ挑んだ経験では、 技術の修練を通して、仕事へ向かう姿勢、人としてのあり方を叩き込まれた。 「礼に始まり、礼に終わる」 「ウィッグを大切に扱えなければ、お客様もそんな扱い方になる」 「どこまで行き届いた仕事ができているか」 技術も、掃除ひとつにも、お客様の気持ちにも、すべてつながっている。 NewYorkDryCut に取り組み初めは、それまで「カットの基本」と思っていたことが「ぶっ飛んだ」。 1本1本の髪を積み重ねていくデリケートな仕事は、 「上手くなりたい」思いを駆り立ててくれる。 「手入れがラクになった」「前と全然違う」、お客様から直に聞く声が継続の励みになる。 今も、理容・美容問わず、さまざまな講習に惜しみなく出かける。 「新しいこと、知らない世界は見てみたい」、好奇心が原動力だ。 理容師である限り、技術力でお客様に喜んでいただきたい。 細部まで、行き届いた仕事がしたい。 PHOTO_NAOYUKI UEMATSU https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2018-05-23 16:43
| 菊地 勝の仕事
vol.104「須藤 昌彦の仕事」 2018年5月10日(木)PM9:00~PM11:00 懸命にカットしたボブスタイル、モデルの写真を見たEIJI が、 NYからわざわざ電話で伝えてくれた、「彼女はもっとかわいいよ」。 7年前の会話だが、今も残っている。 「勉強はいっぱいした」と、言いきれるほど若い頃から美容漬け。 サロンワークでも苦戦したことがなかったので、器用だと自負していた。 人気美容室に在籍していた20代から、忙しいスタイリストの一人として、アシスタントを何人も使い、 同時進行で沢山のお客様を担当した。旬のスタイルや似合わせ、スタイリングのテクニック、身につけた事も数多い。 ただ、50代60代までこのスタンスで仕事は出来ないだろう、先が見えず不安だった。 今振り返ると、お客様に喜んでいただけたら、8割の仕上がりでも満足していた。 「忙しい」を理由に、それ以上、突きつめる事をしなかった。 現在、栃木市のサロンでは、¥8,000のカットプライスで、クチコミだけで忙しい。 NewYorkDryCut を求めて入店したスタッフと、ベーシック受講中のスタッフもいる。 EIJI ティーチインでは、ほぼ毎回「へし折られる」が、そこでの軌道修正が自分にとって必要不可欠。 40歳目前、今またカットが楽しい。 お客様との人と人としてのコミュニケーションを大事に、 技術力で120%応えていく仕事がしたい。 #
by hirooworks
| 2018-04-13 20:36
| 須藤昌彦の仕事
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.103「YOSHITOの仕事」 2018年4月12日(木)PM9:00~PM11:00 技術力があれば、美容師の仕事に戦略はいらない。 NewYorkDryCut に取り組んで7年目。埼玉のサロンでは、¥1万のカットプライスで日々忙しい。 先日のティーチインで、EIJIのデモンストレーションのアシストを担当した。 シンプルなワンレングス。パネルを下ろしては同じ長さに切る。「忍耐」という言葉が浮かんだほど 同じことの繰り返しとしか思えなかったが、見続けていると、機械作業のような均一さではなく、 次はどうする、次はどうする、すべてに生々しいEIJIの仕事を感じた。 “きれい”に、近道も遠回りもない、目の前のことがすべてなんだ。 カッコいいスタイルをつくろう、上手くカットしようと思うほど、おかしな結果になっていく気がしていた。 それでも、NewYorkDryCut だから大丈夫、とも思いたい。お客様に喜んでいただいたら、 それで良しと納得したくもなる。でも、どこか気持ちよくなかった。 思い返したら恥ずかしいほど、目の前の大事なことを見落としていた。 自分のやり方で、と余計な縛りをつくっていたかも知れない。 今、外へ目をむけ、人の仕事にふれて、反応していく楽しさを実感している。 思ったようにできない事は受け入れ、次へと進めばいい。 これまで以上に、カットが何より楽しい。 一瞬たりとも、見逃したくない。 PHOTO_上松 尚之 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
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| 2018-03-18 18:10
| YOSHITOの仕事
★ 2009年からスタートしたWORKS 松田加代子プロデュースによる「マンスリーライブ」。 営業後の美容室[HIROO WORKS]を会場に、毎月開催しています。 登場するのは、NewYork DryCut 講師や講習生。ひとりずつスポットを当て、 仕事(実際のカットを1時間)、仕事観を語るトーク(1時間)の構成です。 参加自由です、ぜひスタッフの皆さんやお知り合いもお誘いください。 vol.102 「田澤浦己の仕事」 2018年3月15日(木)pm21:00〜pm23:00 カットは、計算通りに点でつなげてつくるデジタルな感覚じゃない。 1本1本の髪を感じていく、アナログな世界だと思う。 「ヘアースタイルにも、クオリティーがある」、と知ったのは、初めてEIJIの仕事を見た時。 以来、25年以上、NewYorkDryCut に取り組んでいる。 思いに応じて、目線、立ち位置、左手、ハサミの角度...、何もかもが変わってくる。同じ方法は一ヶ所もない。 「こうしたらどうだろう」を繰り返し、発見の連続のサロンワークがたまらなく楽しい。 好きなのは、きれいな毛先。すべての毛先で表現される“きれいさ“に心惹かれる。 形のカッコよさだけでは物足りない。 髪が自然に落ちる状態から、その先、どう動かしてもきれいな毛流れ、 シェイプも途切れない、矛盾のない動き。 テクスチャーや、頭を動かした時、手を入れた時の、“表情“へと想像が広がる。 今、知っているカット技術の可能性は、まだまだ氷山の一角だと思う。 その下をたどっていけば、どこまでも奥深くへと広がっている。 自分の思いのすべてを、技術に乗せて表現できる。 大事につくりたい。 https://www.facebook.com/NewYorkDryCut/ PHOTO_上松 尚之 © WORKS *このブログ内の、写真、文章の無断転載を禁じます #
by hirooworks
| 2018-02-18 11:56
| 田澤浦己の仕事
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